付加価値を生み出せるのはヒトだけ:人材育成コンサルティング事例

あの頃の自分」に向けた仕事

経営コンサルタントという職業柄、築山が仕事をする方々は、経営者や役員、部長クラスの方が多く、十数名からなる入社3年目の若手社員と仕事をするのは初めてに近い経験でした。

普段は、当たり前のように使っている言葉や概念でも、彼等には初めて聞いたり知るものも沢山あり、それらを、彼等がちゃんと分かるように説明するため、改めて築山自身が学び直す良い機会にもなりました。案外、曖昧だったりするんですよ…(笑)

今回の仕事開始前にとった若手社員へのアンケートで最も多かった課題認識が「顧客や上司、同僚に、自分の意見を分かりやすく伝えることが出来なくて悩んでいる」というものでした。そのため、オンライン講座でも好評の『成果を出すプレゼン』を講義したのですが、これは彼等にも好評でした。

考えてみると、今回の講義は、彼等と同じ入社3年目の時に自分が悩んでいたこと、知りたかったこと、教えて欲しかったこと、その当時にそれを知っていたらもっと仕事で成果を出せたであろうことを伝えてるいることに気付きました。つまり「あの頃の自分」に向けた仕事をしてました。

 

そして、周りや上司を巻き込んで、彼等の計画は実行へと進んでいく

今回のプロジェクトでは、最終的に二つの事業案を提出することが出来ました。いずれも、他社が本格参入していない沖縄の付加価値を具現化する独自性ある事業と、ある市場における沖縄のレベルを格段に引き上げる突出性ある事業であり、何よりも、沖縄ワタベウェディング様のノウハウやリソースを使って実現できる可能性が高く、現業との親和性も高い事業です。

素晴らしいのは、若手社員が事業計画を考えて意見を求めていく中で、関係部署や先輩社員がアドヴァイスをくれたり、必要な情報をシェアしてくれるようになったことです。事業計画の内容と精度やメンバーの情熱が、周囲を巻き込んでいったのです。そして、一方の事業については、その準備室が立ち上がるそうです。

また、直属の上司へのアンケートから、プロジェクトが進んでいくにつれて、若手社員の意識や仕事の仕方にも大きく変化したことがわかりました。

他人から見たら大したことではないように見えても、課題や問題を抱えている本人にとって、それを乗り越えることは大変なことです。プロジェクトの修了式で「苦手だったことが克服できた」「自分の意見が相手に伝わるようになった」と表情を輝かせたり、涙を浮かべながら感想を話す若手社員の姿を見て、こちらも感動しました。
経営コンサル屋なので、成果を出すことは当然なのですが、関わった方々の、特に若い世代の、仕事や環境、将来や人生が良くなることに貢献できたと感じることが、この仕事の醍醐味です。

 


コロナ禍の現在、既存事業が制限を受けたり、リモートワークなどによって変化する中で、どうやって人材育成をするかは大きな課題です。カネは有限であり、モノも経年劣化します。ヒトだけがいくらでも成長させられる経営資源です。そして、ヒトだけがモノの付加価値を生み、カネを増やすことができるのです。

今回の仕事を通じて、人材育成の本質を改めて認識しました。そして、課題意識や悩みを持つ企業様からのご相談をお待ちしております。

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

 

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