こんにちは。築山です。
弊社のクライアントである 沖縄ワタベウェディング株式会社様 が、Great Place To Work Institute Japanが発表している「働きがいのある会社」に認定されました 。
Great Place To Work®は、世界約150ヶ国、年間10,000社以上で従業員意識調査を行い、調査結果をもとに「働きがいのある会社」認定・ランキングを発表している機関で、日本ではシスコシステムズ、セールスフォース・ジャパン、モルガン・スタンレーなどの外資系をはじめ、マネーフォワード、パーソルキャリア、ヤッホーブルーイングなどの名だたる企業が認定されています。
沖縄から日本のトップ、そして世界基準へ
沖縄ワタベウェディング株式会社様は、沖縄のリゾートウェディング催行会社シェアNo.1であり、その原動力となっているのは質の高い人材力です。特に、若手社員への手厚い育成、挑戦する機会の提供、上司や先輩社員からのフォロー体制など、会社全体で人を育てる組織文化を醸成しており、弊社も三年に渡って育成プログラムの企画&実施や新規事業立ち上げのお手伝いをしています。
その結果として、沖縄県の人材育成企業に認定され、県内の人気就職志望先ランキングでは常に上位にランクイン、さらにマイナビ主催の『学生が選ぶインターンシップアワード』では大賞を受賞し、沖縄にとどまらず日本のトップとして評価され、今回の「働きがいのある企業」の認定によって世界基準へのレベルアップに成功しました。
「働きがいのある企業」と認定されるためには…
「働きがいのある会社」の定義は『マネジメントと従業員との間に信頼があり、一人ひとりの能力が最大限に活かされている会社のこと。優れた価値観やリーダーシップがあり、イノベーションを通じて財務的成長を果たすことができる』です。調査・認定は、以下5つの項目に関する数字十項目からなる従業員と企業へのアンケートをもとに実施されます。
【尊重】能力開発や機会、失敗の許容、環境施設の整備、福利厚生等
【公正】報酬額、評価昇進の公正、年齢や性別等による待遇差がない
【誇り】帰属意識、仕事への意味合いと努力、社会貢献等
【連帯】人間関係、相互信頼、受容、一体感等
社員からこうした項目に総じて、一定の好意的・ポジティヴな回答を得るためには、単に耳障りの良い企業ミッションやビジョンを掲げたり、待遇や環境などの衛生要因(外的動機付け)を整えるだけでは不十分で、それらが実際に機能し社員がその効果を感じている必要があります。実際、認定企業として選出される割合は少ないそうです。
さまざまな目的や価値観を持った人たちが働く企業において、社員にモチベーション高く働いてもらうには内的動機付けも必要です。一般的に内的動機付けは、①自分の仕事や置かれた環境に対処できる能力を身に付けている「有能感」と、②その能力に基づいて自分の意思で決定し行動を選択することができるという「自己決定」の二つによってもたらされると言われています。
弊社の人材育成が「わかる≦できる」を重視し、仕事への取組みと成果を通じて人材育成を行う仕組みづくりを行うのはまさにこれが理由です。実際、現在の人手不足の課題は衛生要因の不足(不満)から、自己成長感の不足(不安)へと変化しており、後者を得られないと感じた社員はどんどん会社を離れていく傾向が多く見られます。
社員と財務の持続的な成長を目指したい沖縄企業は、内的動機付けを重視した育成プログラムを提供する弊社にご相談ください。
築山 大
琉球経営コンサルティング