数字で読み解く沖縄県のインバウンド消費

明けましておめでとうございます。築山です。

今月から新たな沖縄企業へのコンサルティングが始まります。観光・旅行業の企業様で、築山へのオーダーはインバウンド・マーケティングとその戦略立案です。
観光業は沖縄の基幹産業であり、現在コンサルティングをしているクライアント企業様の多くも、大なり小なり観光業に関係していますが、観光・旅行業を本業とする企業様からの依頼は初めてです。

依頼くださった理由は、このブログに投稿している記事を読んで、沖縄の観光業に関する課題認識や今後の目指すべき方向性に共感してくださったことだそうです。
コンサルティングの成果を出すことを最優先とし、セミナーや講演や販促の類いを一切行わず、このブログだけでコンサルティングの考え方や実績などの情報発信をするスタイルに手応えを感じていますし、築山の思いや考えを理解くださる素晴らしいクライアント企業様から続けて依頼を頂戴していることに感謝しています。

振り返ると、沖縄の観光業に関する投稿を沢山してきましたし、アクセス解析や検索解析の結果でも上位にあるのも沖縄の観光業に関する記事が多くなっています。



 

インバウンド消費は「外貨獲得」と同じ

インバウンド消費とは、沖縄や日本に訪れた外国人観光客の消費活動全般のことであり、域外のお客様に商品やサービスを気に入って購入してもらう「外貨獲得」活動です。広義の意味では、県外から来る国内観光客の消費も「外貨獲得」であり、財政の約7割を補助金に頼っている沖縄県が経済的に自立をするためにとても重要なものです。

観光業は「外貨獲得」という意味では輸出業と同じです。輸出業で稼ぐためには、相手国の文化やニーズを正しく理解し、それに対して適切な商品やサービスなどを創造し適切なタイミングで提供します。つまり、広い視野での客観的な視点=マーケティングが必要です。

 

沖縄のインバウンド消費に関するマーケティングレポート

今後、沖縄のインバウンド・マーケティングをする上で、その前提となる、数字分析を通じての現状認識と課題の把握についてのマーケティングレポート(有料)をまとめました。

▶︎ インバウンド消費が沖縄の観光収入に与えた影響
▶︎ 沖縄の特徴であるクルーズ船客観光客の功罪
▶︎ 沖縄インバウンド増の要因は為替レートボーナス
▶︎ 現状の課題とこの先考えられるリスク
▶︎ 「爆買い」に起こっている変化
▶︎ 国別の分析:滞在日数の長い観光客や国は?
▶︎ 今後のインバウンド消費に対応するために
etc…

たっぷり20ページのボリュームです。改めて数字で客観的に見てみると、今まで肌感覚で理解していたことの裏付けになることや、逆に、意外な発見もたくさんあり、築山だけでなく、インバウンド消費に関わる観光業や小売業の方々にも役立つ内容に仕上がりました。

是非読んでみてください!

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

 

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