沖縄で経営コンサルティングをしていてよく聞かれること

こんにちは。築山です。

出身と職業柄、クライアント企業様との初回面談や、初めてお会いするシマンチュ(沖縄県民)の方々からよく、というか必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。

『内地(本土)の人と違って、沖縄の働く人はのんびりしてるでしょう?』

ある人は、世間でよく言われる「内地(本土)の人やさっさと、沖縄の人はのんびり」という言葉の真偽を確認したいからかもしれませんし、またある人は、築山を「上から目線(東京目線)の嫌味なナイチャー(本土の人間)じゃないか」をテストするために聞いてくるのかもしれません。10年以上のコンサルタント生活で、いろんな地方で働いてきましたが、ここまで他県との比較や評価みたいなものを聞いてくる県民は居ないと思います。

 

結論から言うと…

…違いません。少なくとも、築山は仕事でそう感じたことは一度もないです。かなりの割合の沖縄県民が自身を「のんびり」「てーげー(適当)」「時間にルーズ」と(時として自虐的に)評価しますが、もし本当にそうなら、築山がお手伝いしている沖縄企業様で下記のような成果は出ないわけで…。

このブログで何度も書いてますが、築山の経営コンサルティングのスタイルは、単に知識や情報を提供するコンテンツ・コンサルティングではなく、現場に入ってクライアント企業様と一緒に実行とその継続を通じて課題解決するプロセス・コンサルティングです。このスタイルだと、築山のコンサルタントとしての技量と同じくらい、そこで働く方々の力なくして、ここまでの成果は出せません。

 

ビジネスで成果を出すのに県民性は関係ない

市場や競合や顧客をマーケティングし、自社の状況や課題を把握し、目標を立て、実行項目の優先順位を整理し、それらをPDCAを回しながらコツコツと継続する、というビジネスの原理原則に県民性は関係ありません、というか、日本だけでなく世界を見渡せば、年齢、性別さえも関係ないと分かります。
もし、ずっと「のんびり」だったり「てーげー」だったり「時間にルーズ」な状況が変わらないのであれば、それはそもそも進む方向が間違っているか、関わる人の意識や行動が変わらないやり方に問題があるのだと思います。

築山がお手伝いしている現場では、経営陣と一緒にちゃんと目的や目標を説明し、やり方を具体的に丁寧に伝えれば、むしろ、内地の人以上のスピード(若干、前のめり)と、お互いの協力体制を築いて成果を出している…という印象です。

お手伝いした企業様の業績が改善し、関わった人の評価や収入が上がり、やりがいを持って働く人が増える…築山は、沖縄で経営コンサルをやって良かったと思っています。


 

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

 

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