こんにちは。築山です。
現在、沖縄の観光業は”空前の活況”を呈しており2017年の観光客数はハワイを超えました。しかし、依然として観光収入では大きな開きがあり「消費金額を上げる必要がある」という課題が残されていますが、具体的な方法についてはあまり議論がされていません。
そもそも、なぜ観光収入を上げる必要があるのか?
経済が好調と言われる沖縄も、一人あたり県民所得や最低賃金は依然として全国最下位ですし、自主財源も3割程度しかありません。本土から遠く離れた離島である沖縄にとって、県内の多くの企業が直接・間接的に関係する観光業は基幹産業であり、観光収入を上げることは県民の所得と企業の利益を上げるうえでとても重要です。築山のクライアント企業様も同様で「この先、沖縄の観光業はどうなるのか?」ということをよく尋ねられます。ハワイをベンチマークするのであれば、彼等がどうやって稼いでいるのか?その構造を理解し、沖縄にも出来ることがあれば実践すべきだと思いました。
というわけで、分析レポートを作りました(全22ページ)
本資料の前半部分では、沖縄とハワイの観光業を数字のファクトのみで構造分解し、どこに差があるのかを明らかにします。それらを踏まえて後半部分では、どうやって観光収入を上げるかを、ポイントを絞り、築山がハワイで見てきた具体例を挙げながら考えていきます。
有料にはなりますが、沖縄の観光業をここまで詳細に分析してまとめたものは他にないと思いますし、価格に見合うものを作った自信はあります。是非、読んでみてください。
本資料が、沖縄の企業や県民だけでなく、観光業や、インバウンド需要を上手く取り込み、地域創生を考えてらっしゃる地方の方々にも参考になれば幸いです。
・近年の観光客数急増の要因は自分たちの力ではない?観光客数の増減に大きく影響する外的要因
・観光客数は同じでもハワイの観光収入は沖縄の3倍!構造分解で分かった、好調なハワイに追いつくために重要なポイントは「滞在日数」の1点のみ
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築山 大
琉球経営コンサルティング