人生は考え方と行動の蓄積

こんにちは。築山です。

上の写真は、自宅から10分ほど歩いたところにあるビーチです。築山は、よくこの場所で考え事をしたり仕事のアイディアを練ったりします。サラリーマン時代、自分のデスクや会議室で考えていたときよりも良いアイディアがたくさん湧いてきます。先週は、クライアント企業様からお聞きした話から新規事業のコンセプトとロゴマークが「降りて」きましたし、今週は、しばらく算出方法が分からなかった売上予測に必要なパラメータに気付きました。ビーチはいいですね。ポジティヴな思考に切り替わります。沖縄で仕事や生活をする醍醐味です。

 

考え方を変える→”ワーク・ライフ・バランス” から ”ワーク・ライフ・サークル” へ

サラリーマン時代は、仕事の設計図を描き、納期から逆算して、やるべき業務をプロットしていくスケジュール管理を行いながら、労働生産性を上げる仕事のやり方を身に付けました。オンとオフをはっきり分けてメリハリを付ける、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」というやつです。

こんにちは、築山です。 アクティブ・ノンアクションという言葉を知ってますか? 常に行動的で一生懸命(active)だが、結果や成果が伴っていない(non-action)とい...

独立起業をしてからも、そのやり方に更なる磨きをかけ、身体を休めるためのオンとオフは分けていますが、思考や意識の部分では無理矢理分けることを止め、あえて繋げておくことにしました。強いて言うならば「ワーク・ライフ・サークル」のイメージです。

理由は二つあります。一つは、経営コンサルティング業務の重要な要素である「意識・無意識の可視化」や「問題の本質を浮き彫りすること」は、様々な角度から常に思考し続け、ある程度の時を必要とするもので、時間単位で区切れるような仕事ではないからです。もう一つは、商品やサービスの供給者が同時に消費者でもある資本主義経済において、素朴な疑問と健全な猜疑心を持って日々の生活を意識的に過ごすことがマーケット感覚を磨くために必要だからです。

こんにちは。築山です。顧客の目線で …顧客の立場になって …聞かない日がないくらい、ビジネスの現場でよく使われる言葉の一つです。なぜそれだけよく使われているかと...

「起きてる間ずっと仕事のことを考えている状態」ではなく「必要な時に頭の中の仕事場に入っていける状態にしておく」感覚です。これが出来るようになると、ふとしたきっかけで、冒頭に書いたようなアイディアや課題の解決方法が「降りてくる」ことが増えました。豆や果物などの原料が様々なプロセスと一定の時間を経て、香りや旨みが凝縮されたエキスが滴る瞬間みたいなイメージでしょうか。

 

行動を変える→小さな手応えの積み重ねと習慣化

行動を変えるということは「出来るまで歯を食いしばって頑張る」とか「ストイックに何かを求め続ける」みたいなイメージを抱きがちですが、だからこそ上手くいかないのだと思います。行動の根幹を支えるのはモチベーションです。心理学においてモチベーションに効果的なのは「達成感」や「前に進んでいる」という感覚だそうです。心理学者で『フロー体験』の提唱者であるミハイ・チクセントミハイ氏は著書の中で、行動が変わり継続する段階を以下のように定義しています。最初から高望みして猪突猛進に行動し、途中で挫折すると後には何も残りません。小さな手応えでよいので、それを少しずつ積み重ねていく方が、失敗しても振り返って修正することがやりやすくなります。

1. 全体目標を決定し、現実的に達成可能な多くの下位目標を設定する
2. 選んだ目標に対して進捗を図る方法や指標を見つける
3. 行動に対する注意の集中を維持しその活動に含まれる様々な挑戦対象をさらに細分化する
4. 利用し得る挑戦の機会との相互作用に必要な能力を発達させること
5. その活動に退屈するようになったら困難の度合いを高めていくこと
*『フロー体験 喜びの現象学』より
こんにちは。築山です。沖縄には、生産者や作り手の顔が見える美味しい料理が食べられる場所がたくさんあります。その中の一つでよくお世話になっている『Pizzeria ONDA...

次にそれを習慣化することで、行動はさらに確実なものとなります。人は同じ行為を複数回行うことで神経細胞(ニューロン)同士の間に新しい結びつき(シナプス)が生まれます。何度も反復することでその結びつきはさらに強固なものとなり、情報の伝達がスムーズになります。情報の伝達がスムーズになると、余計な思考や判断が減り、その行為は簡単になってきます。これが「慣れること」の科学的な裏付けです。
余計な思考や判断が減れば、そのバッファを、より重要だったり時間のかかる思考や判断に振り向けることが出来ます。こうして「考え方」と「行動」の良いサイクルが回り出し、労働生産性が上がります。

 

「働き方改革」「労働生産性向上」の本質…

世間で声高に叫ばれている「働き方改革」「労働生産性向上」は何のために誰のためにやるのか?築山なら迷わず「自分の人生のため」と答えます。まずは自分自身が、今より少ない時間や労力で(客観的に見て)今より質の高い大きな成果を生み出し、浮いた時間や労力を自分の仕事や生活に使いたい。残業代や経費の削減というのはその副産物に過ぎません。職場や上司に期待するよりまず先に自分自身に期待して考え方と行動を変えてみてはどうでしょう?そして築山のコンサルタントとしての仕事は、個人が労働生産性を上げ、上がった個人に報酬という形で報いるための職場の環境と仕組みを作るお手伝いをすることです。

考え方と行動を変えたことで、独立起業してから築山の時給はサラリーマン時代の3倍になりました。自分で考えて行動しなければ、他人に自分の人生を決めさせることになります。そして皮肉にも、他人の役に立つことができないのです。

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

 

 

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