沖縄の高校生の役に立つブログ

こんにちは。築山です。

先日、沖縄のある高校に通う三年生から連絡をもらいました。ある大学の推薦入試を受けるにあたって志望理由書に弊社のブログを参考にしたいとのこと。

沖縄の大人(某企業の社員)には無断でブログをパクられました、沖縄の子供(高校三年生)には、事前に引用許可を求められました。素晴らしいですね(しかも、大人より常識がある!)。もちろん、断る理由なんてありませんので、彼から求められたいくつかのアドヴァイスにも答える形でお手伝いしました。

 

意識していたことが高校生に伝わった喜び

築山は、ブログを書く際に二つのことを意識しています。一つは、沖縄の経済や社会について考えるきっかけや視点を客観的事実(数字)に基いて書くこと、もう一つは、それらを出来るだけ分かりやすく書くこと、です。

今回の件によって、意識していたことが高校生にまで伝わっていたことが分かり、とても嬉しく思うのと同時に、励みになりました。ぶっちゃけ、Google検索で1位になったときよりも嬉しいですね!

 

誰かの人生を良くするきっかけを提供すること

築山が経営コンサル屋になろうと思った原体験でもあり、この職業の醍醐味みたいなものは、自分の仕事を通じて誰かの人生を良くするきっかけを提供できることです。

それは例えば、物事を考えるときの視野を広げ視座を高くする方法を教えることだったり、金銭的・時間的・精神的な余裕をもたらす働き方を具体的に教えることだったりします。単なるお題目や訓示ではなく、自分の経験によって身に付けた「あの頃の自分に向けた仕事」でもあります。

この姿勢は、クライアントとの仕事だけでなく、就職活動中の大学生や、沖縄移住を考える人からの相談でも貫いています。言い換えれば、築山自身の在り方そのものだと思っています。

 

沖縄県の大学進学率は40%弱で全国最下位です。原因は、全国ワーストの貧困率や学校のカリキュラム問題など多岐に渡ります。


また、国の補助金削減によって、大学の授業料は私立で約4倍、国立は約6倍にまで増加しています。離島県である沖縄の子どもが県外の大学に進学する場合には、学費に加えて生活費の仕送りが必要になってきます。家族も必死です。沖縄の勤労世帯の家計支出に占める教育費の割合は全国の1.6倍、仕送りの割合は1.4倍も増えました。

 

だからといって築山は、上述記事にある沖縄の高校教師のように「子どもに広い世界を見せることは残酷だと思っている」などと発言するような大人にはなりたくありません。
周囲の大人が無理解でも、学校にPCやタブレットが十分に行き渡ってなくても、塾へ行ったり本を買うお金が無くても、スマホさえあれば無料で、沖縄の経済や社会や、自分の将来考える機会と環境を提供するために(高校生の役に立つために)ブログを書き続けるつもりです。

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

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