沖縄企業の採用難:学生にフラれ続ける会社の共通項

こんにちは。築山です。

夏前に、ある広告代理店からお誘いを受け『リクルーティングに特化したコンサルティング』のプロジェクトに参画して事業計画を一緒に策定し、サービスを始めています。

このプロジェクトに誘ってくださった代理店の担当者とは、以前、築山がコンサルしていた別のクライアントの現場でお会いし、その後、築山のブログを読んで考え方に共感くださり連絡をくれました。

築山の方でも、コンサルティング相談の半分は人手不足やリクルーティング…といった状態が続いており、インナーブランディングを含めた本格的な対応の必要性を感じていたところ、それが可能な代理店からプロジェクトの話を頂いて「渡りに舟」だと思いました。


・広告を出してるのに人が集まらない、広告費だけが増えている

・採用してもすぐに辞める、定着率が低い、職場が落ち着かない

・学生の本音は何なのかを知りたい

 

人がいなくて倒産する時代。人手不足は経営問題

このブログで何度も述べていますが、人手不足の原因は生産年齢人口の減少という構造的なものであり、この先に解決することはなく、むしろ深刻化していきます。

そして、人手不足は「単に人が足りなくて忙しい」というレベルにとどまらず、その影響は、会社のあらゆる部分を蝕んでいき、放置し続けると倒産します。人手不足は、現場が頑張って解決するものではなく、経営者が本腰を入れて解決すべき問題なのです。


そういった企業の悩みに対して、人材サービス会社だけでなく広告代理店や雑誌社まで、様々な異業種がサービスを提供しており、いわゆる「人材不足ビジネス」は活況を呈しています。

 

学生が本当に知りたいことと企業がアピールしたいことがズレている

下記リンクを見てもらえれば分かりますが、異業種が参入する「人材不足ビジネス」が提示するサービス内容は、実際のところ「企業ブランディング」であり、これ自体は決して目新しいものではなく、従来は顧客向けだったものを学生向けに変えているだけです。


もちろん、これはこれでやった方がいいのですが(むしろ、あって当たり前のレベル)学生が本当に知りたいのは、もっと本質的な部分です。
下の図を見れば一目瞭然ですが、会社側が企業ブランディングをやってアピールしたい項目の多くは、学生にとって情報過多だと思われている項目なんですね。「分かりますけど、本当に知りたいのはそこじゃないんです…」と。

 

学生にフラれ続ける会社の共通項

学生が一番知りたいことは「職場の雰囲気」です。「職場の雰囲気」とは、働いている人の姿であり、働いている人の会社への評価です。

企業ブランディングによって、会社のロゴやパンフレットやウェブサイトは見栄え良くできますが「職場の雰囲気」まで良くは出来ません。
学生が会社に最も不信感を抱く瞬間はこの「外身と中身とのギャップ」です。「職場の雰囲気」は彼等の最も知りたいことですから、その情報は瞬く間にSNS等で拡散されます。こうして会社は学生にフラれ続けるのです。

 

社員が自分の子供を入社させたいと思える沖縄企業を増やす

我々のコンサルティングサービスは、採用活動の一番の武器となる「働いている人」にフォーカスを当てます。ここが他の「人手不足サービス」と最も異なる部分です。
これを実現するため、弊社のコンサルティング+広告代理店のインナーブランディング+人材派遣会社の採用&教育ノウハウという三社のタッグによる完全オーダーメイドのコンサルティングを行います。

具体的なゴールイメージは、そこで働く人が、自分の家族や子供に「ウチの会社、良いから一回見にきてみなよ」と自信を持って言える状態にすることです。ご興味のある方は、是非問い合わせください。

 

築山 大
琉球経営コンサルティング

 

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